非被侵略国
欧米の植民地支配が横行した時代、アジアで他国からの侵略を受けたことがないのはタイと日本だけだという。
最近読んでる本、「地図で読む人類・激動の10万年史」宝島社、本屋で何げなく手に取ったのだが、はまってしまった。高校の頃は世界史なんて、かなり苦手科目で嫌いだったのに、今読むと面白い。
アフリカに生まれた人類の祖先は180万年前から何度もアフリカから飛び出し、北京原人、ジャワ原人、ネアンデルタール人などになったが、いずれも滅びてしまい、現代人は十数万年前にアフリカを飛び出したグループが世界各地に散らばり、8-6万年前に突然変異で見かけが変わってきたのだという。
氷河期が終わった1万年前、狩猟や植物採取から、安定した食料を確保するため穀物の栽培を始めた。これが人口の増加と集中を促し、農地が不足すると集団で治水や灌漑を行うようになった。都市が形成され、人々が社会に属するようになった。
5千年前、現在のイラク付近、ティグリス川とユーフラテス川の流域にメソポタミア文明が広がった。神殿や文字による記録も取れらた都市国家がいくつもでき、やがて覇権をめぐって争うようになる。
その後の人類は、いろいろな国の侵略、拡大、衰退を繰り返してきた。ギリシャのアレキサンダー大王、ローマ帝国のジュリアス・シーザー、十字軍、ジンギスカンのモンゴル帝国、大航海時代から植民地支配、奴隷貿易、産業革命で資源供給と工業製品の輸出先としての植民地。第2次大戦後は植民地の多くが独立したものの、経済的支配などなど。
人類の歴史って戦争と侵略の歴史だった、と改めて認識させられる。そんな中で日本の歴史を振り返ると、他国に侵略、征服されたことのないこの国は、世界の歴史でも特殊な国になるそうだ。
痛い思いをしたことのある者が、他人の痛みも理解できるといわれるが、先の自衛隊のエライ人の論文、「何を言ってるんだこのオヤジ」と思う。
* 今度の火曜日から土曜日まで出張のため留守になります。
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