2012年12月13日 (木)

C35でType H Merry Christmas Mr.Lawrence

Fh000009Konica C35 FUJI SUPERIA X-TRA 400

フランス・シトロエンが1947年から1981年まで販売していたバン(トラック)、Type H

独特の外見で一度見たら忘れられないですよね。この車、貨物自動車なのに前輪駆動のFF。あまり重いものを運ぶのは得意ではないと思いますが、その分荷室がの床が低く、中で人が立ち仕事をできることから、日本ではこの写真のように移動販売車によく使われているという。

確かにクレープ屋さんとかホットドッグ屋さんとかあったなぁ。この写真の車もロマンドーロールってクレープを巻いたものを売っていた。写真だけとってまだ食べたことがないから、この次は食べてみよう。

Fh000006Konica C35 FUJI SUPERIA X-TRA 400

Type H、フランス語でHはアッシュと読むそうです。フランス語なんてボンジュールとアン・ドゥ・トゥワーくらいしか知らないんですが、ちなみにHの発音はラテン語(ha)ハー→後期ラテン語(aha)アハー→イタリア語(acca)アッカ→スペイン語(acche)アチェ→フランス語(ache)アッシュ→英語(aitch)エイチと推移してきたそうです。英語でアッシュと言えば「灰」ですけどね。

Fh000011Konica C35 FUJI SUPERIA X-TRA 400

押尾コータローの凄技、Merry Christmas Mr.Lawrence

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2011年12月 8日 (木)

カラー

000011コニカC35

カラーネガのこの雰囲気、なんかいいんですよね

000010

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2009年12月19日 (土)

出来上がるまでわからない

Fh000021 C35

コニカC35で撮ったフィルムの現像が出来上がり、デジカメで同時に撮った写真を比較して驚いたことがあります。下の写真がそうなんですが、空が真っ赤になるような夕焼けの時の写真。フィルムは普通の晴天用のフィルムで、デジタルはR-D1sのWBを晴天にして撮ったのですが、こんなに違います。

Fh000012 C35

実際に肉眼で見えた色はデジタルで撮った写真のように真っ赤に燃えるような夕焼けだったのですが、フィルムではご覧のように雲がうっすらとオレンジを帯びてるだけで、空なんかは青く写ってます。

Epsn2015 R-D1s CS25 WB晴れ

デジタルでもオートWBだとこんな感じで空が青く撮れてるので、フィルムでこの色になってるのはスキャンするときに自動調整でこんなふうにされちゃったのかなぁ。

Epsn2010  R-D1s CS25 WBオート

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2009年10月29日 (木)

コニカ C35 試写

Fh000017 コニカC35

ジャンクで買ってきたコニカC35、劣化してボロボロだったモルトを張りかえて1本目のフィルムを現像しました。プリントはせずにCD-Rに焼いただけですが、フィルム室に張り替えたモルトがきちんと遮光してるかどうかなテストなので、プリントの必要はないでしょう。で、結果ですが、張替えはうまくいって、光が漏れてないようです。

Epsn1725  R-D1s CS25

C35と画角がほぼ同じになるR-D1s+カラースコパー25mmで同じ構図で撮ってみると、C35のほうがだいぶ明るく写ってます。もともと、R-D1sがやや暗めに写るところはあるのですが、C35のほうが明るすぎますね。雲のディテールが消えてます。フィルムからスキャンするときにヒストグラムがまんべんなく広がるように自動調整してるような気がします。現像したところに相談してみるかな。

Fh000024 コニカC35

これもやや明るいですが、何とも懐かしいフィルムってな写りですね。

Fh000012 コニカC35

こちらはちょっと暗い場面、ちょうどよい明るさに仕上がってると思います。これだけみるとフィルムもデジタルも全然わからないような写り。

R00175521 GRD

C35のファインダー、右側に絞り値とシャッター速度が記され、明るさに応じて針が上下に動きます。今はF2.8、1/60位を示してますね。針が赤い所を指してる時は明るすぎか、暗すぎです。中央の黄色の部分が二重像で、ピントが合ってないとこの部分が横ずれして二重に見えます。左上がパララックス補正のマークで、近距離を撮るときはこの枠内に収まるようにフレーミングすること。露出補正はできないプログラムオートなんですが、フィルムのASA感度リングを調整することで補正はある程度できるのですが、ASA400までしか設定できないので、400のフィルムだと暗くすることはできませんね。

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2009年10月20日 (火)

原点回帰

Img_2316 左からKONICA C35、EPSON R-D1s、RICOH GR DIGITAL

ここ4年くらい写真を趣味としてデジカメで撮っています。その5~6年前から仕事ではデジカメを使ってました。あくまで記録として。それ以前は必要な時に「写るんです」を買って使っていたくらい。

その前はというとずーと飛んで中学から高校の頃、生意気にも一眼レフのCanon AE-1を使ってました。親に頼んで買ってもらったんですけど、初めて手にしたときはものすごくうれしかったなぁ。レンズは標準の50mmで、交換レンズは高くて買えなかったから、お小遣いをためてケンコーのテレプラスを買って、100mmにしてました。

さらにその前、小学生のころは家にあったコニカ C35をたまに使わせてもらった。子どもの頃のアルバムにある写真は、多分ほとんどがこのカメラで撮られたものだと思う。30年以上前のほとんどカメラに興味もないのに名前を覚えていたのは、その当時のテレビコマーシャル。40代以上の人なら井上順さんの「じゃ~に~コニカ」、「ピッカリコニカ」とか「ジャスピンコニカ」なんてフレーズが記憶にあるとおもんですよね。1968年(昭和43年)から1984年(昭和59年)まで続くロングセラーのコニカ C35シリーズです。そんなコマーシャルを見てうちのと同じやつだなんて記憶に刻まれてました。

ロングセラーでいろいろなモデルのあったC35ですが、うちにあったのは初期の「じゃ~にーコニカ」って言われていたころのモデルでした。親から使い方を教わり、初めて写真を撮ったのもこのカメラ。裏ぶたを開けフィルムをセット、何度か空打ちしてASA感度を合わせる。撮るときはフィルムを巻きあげ、ファインダーをのぞいて真ん中の黄色い所の二重像が合うようにピントを合わせてシャッターを押す。カメラっていう物の形も、写真を撮ることも、ボクの中ではこれが基本、原点となりました。

そして30年以上たった今、再びそれを手に入れました。

ジャンクで買ってきたので、修理しないとすぐには撮れませんが・・・。コニカC35のCMがありました。ストロボ内蔵した「ぴっかりコニカ」のやつです。

でも、カメラのCMで一番印象に残ってるのは、やはりこれでしょ。

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