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月崎駅は上総鶴舞駅と並んでボクのとても大好きな駅で、
文庫本でも携えて日がな一日過ごしていたいような場所です。
1926年(大正15年)に開業した月崎駅は1967年(昭和42年)には
無人駅となってしまいました。
1986年(昭和61年)の一日平均乗車人員が129人。
それが2015年(平成27年)は12人!!だとか。
それでも、最近チバニアン、地磁気逆転地層の最寄り駅ということもあってか
トロッコ列車が停車するようになり、昨年、名誉駅長と
名誉駅務員が小湊鉄道OBから3名正式に任命されたそうです。
上の方は鈴木名誉駅長、御年88歳!この方のお父さんも駅長をされていて
この月崎駅と隣の飯給駅、上総大久保駅に桜を個人で植えられたとのこと。
それが今では多くの人たちから愛されてます。
この月崎駅、昔かなり規模の大きい駅のようです。
現在は駅舎とホームが1面1線しかありませんが、
向かいに使用されてない島式ホーム1面2線があり
過去には貨物ホームや倉庫もあったそうです。
さらに保線詰所だった建物も残っており、
それは2014年のいちはらアート×ミックスで
作家、木村崇人さんが森と人をつなぐ
「森ラジオステーション」として手を加え、外壁を苔で覆ったり
詰所の中は森の音を聞けるラジオステーションだったり
天窓からの光が虹のような色で床に映ったり
床には枕木が敷いてあったりします。
さらに詰所の外にも枕木が続き、森のトンネルとなるそうです。
そんな説明を詳しくしてくれたのは名誉駅務員で
森ラジオステーションを維持する団体、
森友会のメンバーでもある田村さん。
いろいろ案内していただきありがとうございました。
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GR
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