マイケル・ケンナ
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前回の更新からちょっと時間が空いてしまいましたが、
代官山のハービーさんの写真展を見た後、恵比寿まで移動し、
都写美で行われていたマイケル・ケンナの展示を見てきました。
モノクロの長時間露光で捕らえた緻密な風景が
印象的なケンナの45年にわたるキャリアの集大成!
という日本初の回顧展とのことでしたが、
たっぷりと堪能出来てよかったです。
また、その多くが撮影可だったのが驚きでした。
北海道、タウシュベツ橋梁は特に好きだなぁ。
このコンクリート橋は1937(昭和12)年に完成し
1955(昭和30)年にダム湖に沈みましたが
発電用ダムなので水位の変化が大きく
水没したり、橋全体が見えたりするするそうです。
朽ち果てる前に一度は見に行きたい。
撮影不可の展示にはまさかのヌードがありました。
マイケル・ケンナがヌード!とびっくりしたのですが、
日本で撮影したモデルとかではない女性のヌード。
顔は出してなく、幾何学的な美しさも感じました。
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X100F
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コメント
自分も彼の写真は大好きです。
特に冬の北海道を被写体にした作品が多く、なぜ日本人がこんな写真を撮れなかったのか?と複雑な気持ちになります。
しかし極限までシンプルに、それでも被写体を引き立てる撮り方は彼ならではのセンスなのでしょうね。
投稿: ノースマン | 2019年2月24日 (日) 22時45分
ノースマンさん
”写真は引き算”を実践すると行きつくところというような
シンプルで力強い作品群ですよね。
作品も素晴らしかったですが、北海道もやはり魅力的です。
投稿: jutora | 2019年2月25日 (月) 21時49分
この写真展、僕も行ってきました。
まずは撮影可ということに驚きでした。
そしてたくさんの写真にも驚き、ヌード写真も驚き^^;
収容所の写真は結構心に響く写真でした。
見応えありましね!
投稿: marikichi10 | 2019年3月 2日 (土) 08時37分
marikichi10さん
見応え、大ありでしたよね。
収容所は静で穏やかな写真であるがゆえ、そこに送られ殺されていく
大勢のユダヤ人が浮かび上がってくるように見えました。
ずっしりときました。
投稿: jutora | 2019年3月 3日 (日) 20時17分