小海線 曇り空
.
.
子供のころに見ていたSLの写真で
はっきりと場所が特定できるものが何か所かあります。
山陰本線の余部鉄橋、伯備線は布原信号所付近の
鉄橋を渡るD51三重連、そして八ヶ岳をバックに
小さな鉄橋を渡る小海線のC56等々。
それらはまだ一度も行ったことが無くて
でもいつかは行きたいなぁと、時折思い浮かべていました。
その中で、日帰りでも行けるところ、小海線に行ってきました。
こちらを出る時は晴れてましたが、甲府を過ぎるころから曇り空。
小雨も降る天気で山々は雲で隠れてましたが
高原の雰囲気は感じられました。
1枚目は小淵沢の大カーブ、小淵沢駅を出た
小海線はまさにヘアピンカーブで180度向きを変えながら
南アルプスの山をバックに勾配を登って行きます。
その先、清里と野辺山の間に標高1,375mの
JR最高地点があります。
小海線で有名な写真はその付近で撮られていて
現在の様子が2枚目。
古い写真では小さな鉄橋とSL列車、バックの八ヶ岳は
確かにここなのですが、左に見える橋は線路ではなく
国道141号線の橋、線路はもう少し低い位置にあり
見えないのでした。
事前に調べてはいたのですが、C-56が走っていたころ
国道は写真を撮ったこちら側にあり、その後
線路の向こう側に新道が建設されました。
また旧道と線路の間にある木々が成長して
旧道から線路は全く見えなくなったというのが現況(涙)。
.
X100F
| 固定リンク
コメント