R-D1s Nokton 35mm F1.4
ついにR-D1xGが製造終了となってしまった。
(この記事を書き始めたのは2週間前、だいぶ時間が経ってしまった・・・)
”この度10年にわたりご愛顧いただきましたR-D1sGが
在庫限りとなり、販売を終了することとなりました。”
と記されています。
2004年、ちょうどボクが写真に興味を持ち始めた頃、
「世界初のデジタル・レンジファインダー」とかなり話題になっていましたが、
当時のボクにはあまりピンとこなかったのが正直なところ。
レンジファインダーとはなんぞや、なんて解説記事なんかも目にしてるうちに、
それって子どもの頃家にあったコニカC35と同じじゃん!とわかりました。
それからGRDやデジタル一眼レフを使いだし、だいぶ写真にのめりこんだ頃、
R-D1で素敵な空の写真を撮ってる人のブログが目にとまり、
そのカメラにも興味が湧いてきたんです。
そして子どもの頃の懐かしさとともに、デジタルでありながら
ボクが初めて手にしたフィルムカメラと同じ、巻き上げレバーに、
レンジファインダーで手動のピント合わせ。
レンズはコニカC35の38mmに換算で近似する25mmとセットで、2008年の3月に
R-D1sを購入しました。
R-D1s Nokton 35mm F1.4
最初のうちは一眼レフのサブで控えめに使っていたのですが、
だんだん「大きい、重い」機材を持ち歩くのがおっくうになり、
また、好みがズームより単焦点、AFよりMF、カラーよりモノクロ、デジタルより(たまには)フィルム!?
と変化してきたのに伴い、今ではR-D1sが一番持ち出す機会の多いカメラです。
レンズも最初は、「RFには広角!」と思いこんでいたのも、R-D1sのブライトフレームに
合わせた28、35、50mmのレンズで換算42-75mmで撮るのもいいなぁと、
それより広角はGRに任せればいいしと、肩の力が抜いたらさらに楽しくなりましたねぇ。
それと、このカメラの独特な色合い、ボクは特に赤~黄、茶系統の色が何ともいえず好きです。
スキャナーやプリンターで培われたエプソンの色へのこだわりが反映されてるのでしょう。
R-D1がこれで終わってしまうのがとても残念です、願わくばイコンベースのフルサイズで
いつの日かR-D2が登場することを期待してやみません。
R-D1s Nokton 35mm F1.4
写真は同じく絶滅危惧種の夜行寝台「北斗星」の食堂車、グランシャリオ。
来年3月で廃止が濃厚、切ないなぁ。
1974年ニール・セダカで、Laughter In The Rain(雨に微笑みを)
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