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2014年3月31日 (月)

160年の年月

 
 

Gr001904GR

 

 

160年前の古民家を移設した蕎麦屋さん、以前も行ったところですが、
先日行った時にレジの横の急な階段に気がついて、
会計の時に「あっ、上もあるんですねぇ」って聞いたら
「ええ、上には古い機織り機なんかもあるんで、よかったら見ていってください」
とのこと、上がってみました。

 

 

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上に行ってみると、屋根裏のような2階も客席になっていて、でも太い梁が頭に当たりそうな感じでした。
使い込まれた手すりは歴史を感じさせるほどに黒光りしてました。

 

 

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この蕎麦屋さんのテーブルには蕎麦の美味しい食べ方が書いてあって、
それには、ワサビはつゆに溶かさず蕎麦の上にかけて、それをつゆにつけていただき、
ネギは蕎麦を食べ終わってから蕎麦湯を注ぐ時につゆに入れてくださいとありました。
その通りにやってみると、特におろしたてのあまり辛くなく爽やかなワサビの香りが
ふわーっと口にひろがり蕎麦の香りと混じり合って絶妙な味わいでした。
 
 
 

Gr001902GR

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2014年3月30日 (日)

R-D1というカメラ..Laughter In The Rain

 
 
 

Epsn6926R-D1s Nokton 35mm F1.4

 
 
ついにR-D1xGが製造終了となってしまった。
 
(この記事を書き始めたのは2週間前、だいぶ時間が経ってしまった・・・)
エプソンのプロセレクションブログ 3月14日に
 
”この度10年にわたりご愛顧いただきましたR-D1sGが
  在庫限りとなり、販売を終了することとなりました。”
 
と記されています。
 
2004年、ちょうどボクが写真に興味を持ち始めた頃、
「世界初のデジタル・レンジファインダー」とかなり話題になっていましたが、
当時のボクにはあまりピンとこなかったのが正直なところ。
 
レンジファインダーとはなんぞや、なんて解説記事なんかも目にしてるうちに、
それって子どもの頃家にあったコニカC35と同じじゃん!とわかりました。
 
それからGRDやデジタル一眼レフを使いだし、だいぶ写真にのめりこんだ頃、
R-D1で素敵な空の写真を撮ってる人のブログが目にとまり、
そのカメラにも興味が湧いてきたんです。
 
そして子どもの頃の懐かしさとともに、デジタルでありながら
ボクが初めて手にしたフィルムカメラと同じ、巻き上げレバーに、
レンジファインダーで手動のピント合わせ。
レンズはコニカC35の38mmに換算で近似する25mmとセットで、2008年の3月に
R-D1sを購入しました。
 
 
 

Epsn6931R-D1s Nokton 35mm F1.4

 
 
 
 
最初のうちは一眼レフのサブで控えめに使っていたのですが、
だんだん「大きい、重い」機材を持ち歩くのがおっくうになり、
また、好みがズームより単焦点、AFよりMF、カラーよりモノクロ、デジタルより(たまには)フィルム!?
と変化してきたのに伴い、今ではR-D1sが一番持ち出す機会の多いカメラです。
 
レンズも最初は、「RFには広角!」と思いこんでいたのも、R-D1sのブライトフレームに
合わせた28、35、50mmのレンズで換算42-75mmで撮るのもいいなぁと、
それより広角はGRに任せればいいしと、肩の力が抜いたらさらに楽しくなりましたねぇ。
 
それと、このカメラの独特な色合い、ボクは特に赤~黄、茶系統の色が何ともいえず好きです。
スキャナーやプリンターで培われたエプソンの色へのこだわりが反映されてるのでしょう。
R-D1がこれで終わってしまうのがとても残念です、願わくばイコンベースのフルサイズで
いつの日かR-D2が登場することを期待してやみません。
 
 
 

Epsn6934R-D1s Nokton 35mm F1.4

 
 
写真は同じく絶滅危惧種の夜行寝台「北斗星」の食堂車、グランシャリオ。
来年3月で廃止が濃厚、切ないなぁ。
 

1974年ニール・セダカで、Laughter In The Rain(雨に微笑みを)

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2014年3月17日 (月)

夜行寝台..もう一度夜を止めて

 
 

Epsn6915R-D1s Nokton35mm F1.4

 

 

先週、上野発青森行きの寝台特急「あけぼの」が廃止されました。
NHKは9時のニュースで、上野を出発する下り最終列車と、秋田駅に到着して、
運転士が交代する上り最終列車の2元中継と気合いが入ってましたね。

これまでに2009年、東京発大分、熊本行きの寝台特急「はやぶさ」、「富士」を見送り、
2010年には上野発金沢行きの寝台特急「北陸」、急行「能登」を見送りました。

「あけぼの」がなくなった後、残された寝台列車は、
急行「はまなす」青森ー札幌
特急「北斗星」、「カシオペア」上野-札幌
「トワイライトエクスプレス」大阪-札幌
「サンライズ出雲・瀬戸」東京-出雲市・高松
だけになってしまいます。

 
 

Gr001854GR

 

 

上記のうちボクが子どもの頃にブームになった、ブルートレイン、機関車に引かれる青い客車は「はまなす」と「北斗星」だけですが、
ボクはまだその寝台車に一度も乗ってない!

「はまなす」やだいぶ前に廃止になった「八甲田」など夜行の青い客車に乗ったことは
何度もあるんですが、若いころでお金の余裕がなく座席車だったんです。

一度だけ寝台に乗ったのは、「サンライズ出雲・瀬戸」
大阪で友人の結婚式のあと、0時半に大阪から乗って、翌朝7時ごろ東京に着くという
ちょうどいい時間だったので乗ったのですが、これは「寝台電車」でブルートレインではない!

まぁそのうち乗れるだろう、なんて思っていたらどんどん廃止され、
新幹線が青函トンネルを抜けて函館まで延伸する、2016年3月までには青函トンネルを通る4列車が廃止される見込みらしい。

特に「北斗星」は1年後には定期列車から、多客時の臨時列車になってしまうのではないかとの予測もある。
今年中に何とか乗らねば!!

 

 

Gr001855GR

 

GRオフ会が21日に横浜で開催される、ハービー・山口さんのスライド&ト-ク。
今、一番見たい、聞きたいなのに仕事だ(涙)
GR BLOGのヒロさんの梅の花、うまく撮れてますねぇ。
ボクは梅はどうにもこうにもうまく撮れないんですよ。

1987年崎谷健次郎で、も一度夜を止めて

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2014年3月 7日 (金)

 
 

Gr001762GR

 

 

銀座、趣のある建物がいくつもある。銀座に限らず各地にいろいろあるんだろうけど、
これからどれだけそういったものを写せるだろうか。

お気に入りのところに何度も通うこともいいし、新しいところを探し求めることも
どちらもいいと思う。

 

 

Gr001763GR

 

 

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2014年3月 3日 (月)

雨..Steppin' Out

 
 

Gr001823GR

 

 

小雨の土曜日の午後、新宿へ中藤毅彦さんのSTREET RAMBLER - Parisを見に行ってきました。
GR BLOGでGRistとしても紹介された中藤毅彦さんの作品はモノクロのストリートスナップ。
パリでも開いた個展の作品が展示され、見ごたえありました。
街を行く普通の人たちの普段の姿を捉えたスナップ、いいですねぇ、ボクもあんな風に撮りたい。

 

 

Gr001825GR

 

 

この日も最近よく回るコースで西口高層ビル街の中にあるエプソン、リコー、ニコンの各ギャラリーを見て、駅を超えて東口のコニカミノルタへ。
最近いろいろな写真をたくさん見たいという欲求が、衝かれたように湧きあがっているんですよね。

 

 

Em501685E-M5

 

 

今日の写真は雨の日に雨の写真を撮りたかった、その思いは3割くらいしか実現できなかったけど、雨でにじむ街の感じを彩度を落としてモノクロに近いようなトーンにしてみました。
これって、GRの新しいエフェクトかすかに近いかな?まだ試してなかった!

 

 

Gr001834GR

 

 

1982年、ジョー・ジャクソンでSteppin' Out

 

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