雲..天使のささやき
ここ数日の突風や竜巻、大雨。ちょっと異常な天気が続いてますが、そんなにの空。積乱雲はかなりの高さまで発達していた様子がはっきりとわかりました。その下では雨が降ってる様子も分かりますが、ちょっと離れると青空が見えます。南国のような気象だなぁ。
さてオリンパスOM-D E-M5、昨年2月に発売されてからずっと気になっていて、欲しかったカメラ。今から40年ほど前にオリンパスがそれまで大きく、重く、シャッター音がうるさい一眼レフの弱点を克服する、当時世界最小、最軽量のOM-1を発売しました。そのコンセプトはしっかり今も引き継がれてますよね。
ボクがちょうど中学生になって、写真に興味が出てきた1975年、絞り優先AEを備えたOM-2が発売されました。いろいろカタログを集めたんですが、自分でもこのカメラをもてば、こんなに素晴らしい写真が撮れるに違いない!と勘違いさせるには十二分な写真がいっぱい載ってました。一番印象的だったのは女優・写真家のキャンディス・バーゲンを起用したミノルタのカタログ。カメラ名は覚えてない(苦笑)。
後で知ったことですが、その頃ようやく一眼レフにAE、自動露出が装備された頃で、構造が簡単なレンズシャッターのコンパクトカメラからはだいぶ遅れていたそうです。最初は絞り優先AE(ニコン、ミノルタ、オリンパス等)とシャッター速度優先AE(キヤノン、コニカ等)と二つのグループに分かれていて、どっちらの方式が優れているか論争があったそうですが、1977年ミノルタが両方のモードを持った「XD」(多分キャンディス・バーゲンが出てたやつ)が出て現在に至ってます。
その頃の一眼レフといえば、まだオートフォーカスはなく、標準レンズはズームではない50mm単焦点。F1.8が普及型でF1.4が上級型。ボディもシルバーが普及型で、接写で写りこみが少ないブラックがちょっと値段が高かったんですよね。で、ブラックが憧れだったかというと、そうでもなく、「普通」にカメラらしいシルバーのキヤノンAE-1を買ってもらったんです。長くなったので、OM-Dの話はこの次に・・・
1973年、スリーディグリーズで天使のささやき
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