原点回帰
左からKONICA C35、EPSON R-D1s、RICOH GR DIGITAL
ここ4年くらい写真を趣味としてデジカメで撮っています。その5~6年前から仕事ではデジカメを使ってました。あくまで記録として。それ以前は必要な時に「写るんです」を買って使っていたくらい。
その前はというとずーと飛んで中学から高校の頃、生意気にも一眼レフのCanon AE-1を使ってました。親に頼んで買ってもらったんですけど、初めて手にしたときはものすごくうれしかったなぁ。レンズは標準の50mmで、交換レンズは高くて買えなかったから、お小遣いをためてケンコーのテレプラスを買って、100mmにしてました。
さらにその前、小学生のころは家にあったコニカ C35をたまに使わせてもらった。子どもの頃のアルバムにある写真は、多分ほとんどがこのカメラで撮られたものだと思う。30年以上前のほとんどカメラに興味もないのに名前を覚えていたのは、その当時のテレビコマーシャル。40代以上の人なら井上順さんの「じゃ~に~コニカ」、「ピッカリコニカ」とか「ジャスピンコニカ」なんてフレーズが記憶にあるとおもんですよね。1968年(昭和43年)から1984年(昭和59年)まで続くロングセラーのコニカ C35シリーズです。そんなコマーシャルを見てうちのと同じやつだなんて記憶に刻まれてました。
ロングセラーでいろいろなモデルのあったC35ですが、うちにあったのは初期の「じゃ~にーコニカ」って言われていたころのモデルでした。親から使い方を教わり、初めて写真を撮ったのもこのカメラ。裏ぶたを開けフィルムをセット、何度か空打ちしてASA感度を合わせる。撮るときはフィルムを巻きあげ、ファインダーをのぞいて真ん中の黄色い所の二重像が合うようにピントを合わせてシャッターを押す。カメラっていう物の形も、写真を撮ることも、ボクの中ではこれが基本、原点となりました。
そして30年以上たった今、再びそれを手に入れました。
ジャンクで買ってきたので、修理しないとすぐには撮れませんが・・・。コニカC35のCMがありました。ストロボ内蔵した「ぴっかりコニカ」のやつです。
でも、カメラのCMで一番印象に残ってるのは、やはりこれでしょ。
| 固定リンク
コメント
懐かしいですね~
我が家のカメラも確かコニカだったような。
サクラカラーというのも久しぶりに聞きました(笑)
宮崎美子はね、僕らの世代ならば外せませんな(^^ゞ
フィルムの味、デジタルの手軽さ、どちらも楽しい写真の世界ですね。
投稿: marikichi10 | 2009年10月21日 (水) 22時34分
marikichi10さん
懐かしいでしょ!このカメラ、裏ぶたのフィルム室にはサクラカラーのフィルムのシールも貼ってあるんですよ。
今、劣化したモルトの張替え中です。電池を入れたら露出計も生きてるようだし、シャッターもきちんと切れるし、張替えが完了したら、なんとか撮影できそうです。
パッと撮って再生できないもどかしさはありますが、スローライフと思ってやっています。
宮崎美子は、よかったですよねー。
投稿: jutora | 2009年10月22日 (木) 00時02分