コニカ C35 試写
ジャンクで買ってきたコニカC35、劣化してボロボロだったモルトを張りかえて1本目のフィルムを現像しました。プリントはせずにCD-Rに焼いただけですが、フィルム室に張り替えたモルトがきちんと遮光してるかどうかなテストなので、プリントの必要はないでしょう。で、結果ですが、張替えはうまくいって、光が漏れてないようです。
C35と画角がほぼ同じになるR-D1s+カラースコパー25mmで同じ構図で撮ってみると、C35のほうがだいぶ明るく写ってます。もともと、R-D1sがやや暗めに写るところはあるのですが、C35のほうが明るすぎますね。雲のディテールが消えてます。フィルムからスキャンするときにヒストグラムがまんべんなく広がるように自動調整してるような気がします。現像したところに相談してみるかな。
これもやや明るいですが、何とも懐かしいフィルムってな写りですね。
こちらはちょっと暗い場面、ちょうどよい明るさに仕上がってると思います。これだけみるとフィルムもデジタルも全然わからないような写り。
C35のファインダー、右側に絞り値とシャッター速度が記され、明るさに応じて針が上下に動きます。今はF2.8、1/60位を示してますね。針が赤い所を指してる時は明るすぎか、暗すぎです。中央の黄色の部分が二重像で、ピントが合ってないとこの部分が横ずれして二重に見えます。左上がパララックス補正のマークで、近距離を撮るときはこの枠内に収まるようにフレーミングすること。露出補正はできないプログラムオートなんですが、フィルムのASA感度リングを調整することで補正はある程度できるのですが、ASA400までしか設定できないので、400のフィルムだと暗くすることはできませんね。
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コメント
いい感じで写っていますね。
街の写真もいい雰囲気。
古いカメラだって負けてませんね。
噂のリコーの新型も気にはなりますが(笑)
投稿: marikichi10 | 2009年10月29日 (木) 23時36分
marikichi10さん
ありがとうございます。このカメラに着いてるヘキサノンレンズは評判のいいものなんですが、フィルムで撮ってスキャンしたものに不慣れなもんで、これがいいんだかどうかどうかまだよくわかりません。
多分いい写りだと思います、そういうことにしておきます(笑)
リコーの新型は、期待できそうですよね、今そんなエントリーを書いていたんですが、眠くなったので今夜はアップできそうもないです。
投稿: jutora | 2009年10月30日 (金) 00時24分