ИНДУСТАР-22
土曜日、新宿に用事があった「ついで」に中古カメラ屋に行ってきました。目的はこの前買ったコニカC35のレンズキャップがなかったので、ジャンクコーナーにないかなと思って。コニカのはなかったのですが、同じ大きさでぴったりはまる「YASHICA」のキャップがあったので、ストラップと一緒にお買い上げ。で、終わるはずだったのが、ジャンクレンズの棚に目が行ってしまった・・・。「インダスター50mm F3.5 キズ ジ \4,200」レンズに張られた紙に書いてある。ジは赤丸が付いていてジャンクのジ。同じレンズが10個以上あった中でカビとか曇りと書いてないものを出してもらって、見たところレンズに目立つ傷もなく「じゃあ、これください」
怪しいロシアンレンズを手に入れてしまいました(笑)。本家ライカのエルマー50mmF3.5をソ連でコピーしたみたいですが、レンズ形状などはちょっと違うらしい。その辺は全然詳しくないしどうでもいいんですが、調べてみるとこのロシア語では何と読むのか分からない、インダスター-22 50mm F3.5(枕胴)は1950年代に製造されたらしく、50年以上前のレンズです!。
これが現代のデジカメで使えてしまうから面白いんですが、早速M-Lリングも別の中古屋で買って、R-D1sに着けて写してみました。期待に反して「まともに写るじゃん」、ロシアンレンズ、なめてました。あとフロントとリアキャップも買って、本体より付属品のほうが高くついてしまった(笑)。ちなみにリアキャップはなにも印刷されてないビニール袋に入った\420の品ですが、開けてみたら「LEICA」と書いてありました!初ライカ!?
このレンズをR-D1sに着けるにはちょっと、些細なことながら、問題がありますが少しの工夫でしのげます。そのことはまた別の機会に。それにしても、これでR-D1sに着けるレンズが、新旧取り混ぜて25mm、28mm、35mm、50mmと急に増えてしまった・・・。
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コメント
怪しいレンズですね~(笑)
50年以上前のレンズがどのような経緯でjutoraさんのところにやってきたか。
そんなことを考えるだけでも面白そうですね。
自分も初めて買ったデジカメはライカでした。
といってもフジのFinePixのライカ版でしたが。。。
そのくせ修理は本国で行うそうで3ヶ月。
ありえないと2回ほどごねて新品交換してもらった思い出があります(苦笑)
投稿: ノースマン | 2009年10月26日 (月) 12時59分
ノースマンさん
怪しいでしょー!でも、自分が生まれる前、50年前のものとは思えないほど、結構綺麗なんですよ。
いろいろ調べて行ったら、このレンズ、ロシア製ではとてもポピュラーなもので写りも「当たれば」結構いいらしいです。
はずれもあるそうなので、ロシアンルーレットともいわれてるとか。
このレンズの写りは、まだよくわかってないんですが、これからいろいろ試してみたいです。
ノースマンさんの初デジカメがライカとはなんとなく意外ですね。パナライカですら、ほぼノーチェックでその前のフジのライカ版って知らなかった・・・。
修理で3カ月とは、投げつけたくなりますよね(笑)
投稿: jutora | 2009年10月26日 (月) 20時49分
沼にハマりましたね、こりゃ(^^)
それにしても、ジャンクとはいえ侮れない写り!
投稿: marikichi10 | 2009年10月26日 (月) 23時05分
marikichi10さん
あはっ、なんだかはまってますかねー(笑)
ロシアンレンズってのは一度は手にしたかったので
いってしまいました。
これからちょっとずつ使ってみようと思うのですが、
グリスが切れててヘリコイドがガタガタなんですよ。
でも分解はネジ1本外せばできるので、とってもシンプルでいいですよ。
marikichi10さんも1本いかが。
投稿: jutora | 2009年10月27日 (火) 16時11分