空を撮るとき
昨日の夕方、犬を連れて霞ヶ浦に散歩に行きました。沈みかけた夕日をバックに普通に撮るとご覧のように、手前の犬は真っ黒でシルエットになってしまいます。教科書的には夕日の撮影ではシルエットを生かして撮ると・・・。
で、ちょっと明るめにして、フラッシュも焚くと、犬の明るさも不自然でないくらいに出ていいんですが、空が白くなり夕日の感じがしない。
肉眼だとこのくらい犬が見えてて、空は1枚目くらいに見えます。そこで、画像管理に使ってるPicasa(Google提供の無料ソフト、よくできてます)の編集機能を使って、水平線より上を暗くしてみました。
太陽の周りがややオレンジになりましたが、空の青さは見ために近くなり、犬の表情もわかるようになりました。Picasaの編集画面で「効果」タブの「グラデーション」で行えます。お試しあれ。
この日の日没は太陽が地表近くの雲に隠れて、今ひとつでしたが、日没後、藍色に変わっていく空は綺麗でした。
水位計測施設のアンテナがどことなく物悲しげに見えました。
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コメント
私的には夕日に照らされた犬のシルエットの周りが金色に輝いて見える1枚目が好きですが、こういう現像の仕方は勉強になります。
それにしても霞ヶ浦は広すぎて対岸が見えないから最後の写真なんかは海に見えますね。
投稿: hiru-ne-neko | 2007年10月22日 (月) 13時32分
hiru-ne-nekoさん
どうもです。空を取るか、地面を取るか今まで二者択一で、両方の色を出すのに、ハーフNDフィルターを検討していたんですが、Picasaでそれらしきことできるじゃんって、気づいて試しているところです。この程度の空と地面の境が、単純なものだと簡単です。
霞ヶ浦は広くて、何か入れないと散漫で、締まらないんですよね。hiru-ne-nekoさんの牛久沼の写真のように島があったりするといいんですけど、何か絵になるものがないか、探しながら撮っています。
投稿: jutora | 2007年10月22日 (月) 21時24分
え~!!!
こんな機能付いてたんですか?
修正だといわれればなんとなく木の濃淡で分かるような気がしますが、言われなければぜんぜんオッケーでしょう!!!
Picasa なかなかやりますな・・・
投稿: ありす | 2007年10月23日 (火) 17時05分
ありすさん
つい最近使い出したPicasaの機能なんですが、いいですよ。
ニコンやソニーのカメラだと、アクティブD-ライティングとかDレンジオプティマイザーとか言う機能がカメラに内蔵されていて、逆光時の人の顔を明るくするとか、風景でも明るさの差を少なくするようなんですよ。
キヤノンの高輝度優先はそこまでは機能しないようなんですね。地平線や水平線みたいに境が単純だとPicasaでも十分使えます。
投稿: jutora | 2007年10月25日 (木) 00時34分