鹿島鉄道 1
だいぶ更新をサボってしまいました。実は最近メインのパソコンの調子が悪く、突然の再起動が続き、どうも20GのHDDが満タン近くなったのが原因のようでした。そこで外付けHDDを増設して、撮りためた写真を移して何とか安定化してきたようです。たくさんの写真を探すのも困難になり、Googleから無料のPicasa2を導入しました。それについてはもうちょっと使ってから記事にしたいと思いますが、いい感じです。そんなこんなでおそくなりましたが、今日の本題に入りましょう。ここ1年はまってる被写体で、何回かのシリーズになりそうです。
鹿島鉄道、茨城県の常磐線石岡駅から鉾田まで27.2kmを結ぶローカル線。大正13年6月に石岡-常陸小川間が開通し、順次路線を延ばし昭和4年に鉾田まで完成しました。当初の社名は鹿島参宮鉄道といい、途中、霞ヶ浦湖岸の浜駅より船で鹿島神宮まで行けるように連絡船も運航していたが、わずか数年で連絡船は廃止。
合併を繰り返し、常総線、龍ヶ崎線、筑波線を含む関東鉄道の鉾田線となったが、収益の悪い筑波線と同時に昭和54年鹿島鉄道として独立。筑波線(筑波鉄道)は昭和62年に廃止。鹿島鉄道は昭和42年から始まった、自衛隊百里基地へのジェット燃料輸送でなんとかなっていたが、榎本駅から基地までのパイプラインの老朽化により、2001年燃料をトラック輸送へ転換することで貨物収入が途絶え収益が悪化。
その後親会社の関東鉄道、県、沿線自治体などから支援を受けていたが利用者は減少し続け、つくばエクスプレス開業により、関東鉄道のドル箱だった東京-つくば高速バスの業績悪化により支援打ち切りが決まり、今年3月31日で83年に及ぶ歴史に幕が閉じようとしています。
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